【訃報】「月を歩いた最後の人類」ユージン・サーナン氏が82歳で死去

NASAによるとアメリカの元宇宙飛行士、ユージン・サーナン氏が1月16日に亡くなった。82歳だった。

We are saddened by the loss of retired NASA astronaut Gene Cernan, the last man to walk on the moon. https://t.co/Q9OSdRewI5 pic.twitter.com/gPdFTnXF2C

— NASA (@NASA) 2017年1月16日

サーナン氏は月面到達を達成したアポロ計画最後のミッション『アポロ17』に船長として参加し、それ以来人類が月面を訪れていなかった為「月を歩いた最後の人間」として知られていた。また氏は月を2回訪れたった3人のうちの１人であり(他はジョン・ヤングとジム・ラヴェル)、1966年の『ジェミニ9-A号』、1969年の『アポロ10号』、そして1972年の『アポロ17号』の３度で宇宙に飛び立っている。

また月に降り立った人類は、今のところ12人しかいない。

アポロ10号では、スヌーピーでお馴染み『ピーナッツ』がほぼ公式マスコットとして起用。司令船『チャーリー・ブラウン』の乗り込み、人類史上最速のスピード時速39,897kmで宇宙を飛び回った。



人類は1972年に月を去って以降、40年以上に渡って月を訪れていない。


image : nasa