【宇宙デートスポット】TeNQに行ってきました【地獄】




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インターネットの謎の力場からの「今TeNQが熱い」という電波を受信し、都内でも有数の宇宙関連スポットと言うことで、友人(男)3人で視察してきました。

その際に感じた紛れも無いありのままの「事実」を今回はご紹介します。


* * *


午前10時、我々男3人は水道橋駅に集まった。土曜の午前ということもありひっそりとしている東京ドーム外周を抜け、一見普通のゲーセンのようなビルに辿り着く。


エレベーターに乗り、6階で降りると、かなりこじんまりとした博物館の受付のような空間が目に入る。受付を済ませ、何やら待機列に並ぶ。


どうやら毎回時間毎にまとめて客を入れるようだ。受付周辺の壁には、如何にも素人受けしそうな宇宙関連グッズが並んでいる。妙にロハスな感じがする。




入場料 1500円(大学生)。。。




呼ッッッ!!!!!!




そうこうしているうちに中に呼ばれる。


意味不明な音がこだまするトンネルを抜け、まず最初に通されたのがプロジェクションマッピングの部屋。白い壁面に色々なものが浮かんできたり消えたりして面白い。立ったまま見るのが正直怠かった(ずっと並ばさせれいたから)。基本的に、引率のお姉さんをただただガン見するだけの時間が過ぎる。



次に通されたのが、円形の部屋の中心に巨大な円形のモニターが床下に埋め込められていて、柵からそれを眺めるというもの。一応シアターらしい。
これもなかなか面白い映像だったし、何より柵から見下ろすというのが気に入った。


これらのアトラクションを通じて一通りの知識を植え付けられ、ある程度宇宙に詳しくなることが出来る、という寸法である。


そしてようやく、TeNQ本体に入ることができるのである。



入場時に入手できる宇宙クロスワードパズルに同封されている専用ペン。
地味に描きづらい。




入場と同時に、ガチャポンで謎解きの問題用紙を買うことができる。なかなか面白いので是非オススメしたい。所要時間は2時間ほどか。



もしあなたが仲睦まじい男女達に対して怒りを抑えることができるのであれば、この謎解きはなかなかなに知的好奇心を掻き立てられる良い刺激となるだろう。



だが、この時の我々は違ったのだ。周りには謎解きに熱中し、知らぬ間に肩を寄せ合っている男女のつがいが溢れている。どうだろうか、この惨状。はっきり言って地獄だった。




ある意味、男女で行くには他人の目を気にすることなく知的セッションを思う存分楽しめる素晴らしい場所となるだろう。しかもその謎解きレベルは結構高く、タイタンとカリストと大きさについてよく知っているレベルでないとなかなか難儀するだろう。つまり、科学知識に自信があるなら、存分にそれを見せつける事が出来るだろう。



他方、もし宇宙にまったく興味がなく、学術的記述を読解する好奇心すらも無いなら、かなりの徒労を伴うダレ作業になるかもしれない。案外、使いづらい施設と言えるかもしれない




ともあれ、内部にはJAXAの研究室が設置してあったり複雑な機械仕掛けの展示物があったりと入場料分だけの価値はある。





もし機会があれば、また行きたいと思う。今回の宇宙レポは、この程度で勘弁して頂きたいと思う。

以上


■最寄り駅
JR 水道橋駅(西口)より徒歩1分
都営三田線 水道橋駅(A2出口)より徒歩5分
丸ノ内線・南北線 後楽園駅より徒歩6分
■住所
東京都文京区後楽1丁目3番61号
黄色いビル6階

2015/12/20 写真追加

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